本当に拘束されてるの?

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CROSSBREED クロスブリード!: イラク日本人拉致事件で一番困ってる人

例の拉致事件です。一体真相はどうなっているんでしょうか。
時事ネタに超疎い僕も、色々見るにつれ、どうやら自作自演臭いという噂が流れており、俄然やる気が出てきました(笑

自作自演だとして、三日経っても自衛隊が撤退しなかったらどうするのかな? 仲間だったはずのイラク人が「引っ込みがつかないから、とりあえず死んでくれ」とか言い出したりして。

まあ、人質取られて言うとおりにしていたら、とっくに北朝鮮の言いなりになんなきゃならないしねー。 撤退は出来ない相談でしょう。 毎日新聞のサイトでの投票アンケートでも、「撤退すべきでない」が6割以上を締めていますね(4/10 00:00現在)。

nikkansports.com > 自衛隊残れ、ネットで7割超の圧倒的支持

一方、日刊スポーツHP上で9日午後3時から同8時まで行った緊急アンケートには、1万5729の投票があり関心の高さをうかがわせた。「残留すべき」が71・5%に上った。投票者は「男性」が約9割を占め、年代は「20~30代」が全体の70%以上を占めた。ネット投票は一概に“世論”とは見極められないが、他の同種のネットアンケートでもほぼ同様の結果が出ている。

マッチポンプのマスメディア(特にテレビ)とは逆に、意外に一般市民は健全な感覚を持っているようです。

nikkansports.com 朝日社説「撤退に応じることはできない」

すでに読売新聞、毎日新聞も撤退に応じるべきではないと社説で主張しており、これで3大紙すべてが、テロリストの要求を受け入れての撤退に反対する形となった。

しかし国際的にも波紋が広がっていますから、おかしな言い方ですが本当に拘束されていることを望みます。 自作自演だったら大顰蹙ですよ。 本当に拉致が起きても、次は誰も相手にしてくれないかもしれないし(北朝鮮も「日本の自作自演」とか言いそう)。

続報です。

Sankei Web:3邦人人質ビデオ未放映映像を解析 内藤正典・一橋大大学院教授

イラク邦人人質事件で犯行グループがカタールの衛星テレビ局アルジャジーラに送り付けたビデオの未放映映像の中で、人質の一人がナイフを突き付けられ、「ノー・コイズミ」と叫ぶ前に、何者かが「言って、言って」と、日本語で発言を促すような音が録音されていたことが一橋大学大学院の内藤正典教授の研究室の解析で二十日、明らかになった。イラクからの自衛隊撤退を要求するビデオの“演出”に、少なくとも日本語を話せる人物が加わっていた可能性が出てきた。

これは興味深いですね。

分析によると、「言って、言って」という指示らしき音は、今井さんがナイフを突き付けられても何も言わなかった後、突然、始まっていた。周囲の犯人の声とは違ううえ、カメラ側から聞こえており、内藤教授は「『イッテ』という音はアラビア語だと意味をなさない。カメラを持った人間か、カメラの側にいた人物が発言している可能性が高い」と分析している。

ふむ。


さらに、ビデオの分析では、(1)敬虔(けいけん)なイスラム教徒が行うとは考えられない、女性を脅す場面がある(2)人質を押し倒す際に、犯人が手を添えて支える場面がある(3)脅迫場面の前に、合図があったかのように人質の一人がカメラを見つめている-などの不審点があった。

イスラム教徒の男性は紳士なんですね。


また、政府筋によると、犯行グループは旧イラク軍が使用しない高価なイタリア製の自動小銃を所持しており、アディダス製の靴をはき、映像はソニー製の比較的新しいビデオカメラで撮影、編集作業はアップルコンピュータ製のノートパソコンで行われた可能性があるなどの疑問点があった。

すげえな。


一方、犯行グループの二つの声明文の分析でも、声明文が西暦を使い、非イスラム的な内容であることから、日本の事情を良く知った人物の関与が浮上しており、今回の日本語による指示と符合する。

ふむふむ。


別の政府筋によると、人質となった三人は、脅迫映像に“演出”があったことを事情聴取において大筋で認めているが、アンマンからバグダッドに陸路で向かったという三人の出国記録が残っていないとされるなどの疑問点が残っている。

(必要以上に)堂々としている渡辺・安田氏とこの3人とでは、保護されてからの態度が全く違いますね。 確かに拘束された期間も違うし、3人は殺すと脅されていた訳ですが、待遇はどちらも良かったという話ですし、開放直後の映像では3人が乾杯している様子も映ってました。

政府関係者に脅された? マスコミの取材攻勢に怯えてる? それとも何か後ろ暗いことがあるのか?
いずれにせよ、真相解明に協力することが、心配し救出に努力した人たちへ3人ができる最大のお礼じゃないかな。