現代のクルマは爆弾だらけ

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Volkswagen社のカーエレ担当者、火薬でブレーキを作動させる「PyroBrake」の有効性について説明 - インテリジェント・カー - Tech-On!

PyroBrakeは、衝突までに短時間しかない場合に有効なブレーキだ。現在の方式と比べて、0.1~0.3秒早い時間で制動力を発生させることが可能。出会い頭の交差点や歩行者の飛び出しなど、瞬時に自動ブレーキを作動させる必要があるときに有効だ。PyroBrakeを用いることで、衝突時の車速を5km/h程度下げる効果があるという。
 
PyroBrakeは、ABSやESCのユニットに火薬で作動するピストンを追加した構成になる。レーダやカメラなどで衝突が避けられない場合、火薬が爆発することで専用のピストンが動き、ブレーキの油圧を高める。Lienkamp氏は実用化への課題として「カメラやレーダなどのセンサを用いて、短時間で衝突の可否を判定すること」を挙げた。
 
このほかLienkamp氏は、プリクラッシュ・セーフティ・システムの自動ブレーキの作動について、地域ごとの基準の違いについても説明した。日本は技術指針で、衝突の1.4秒前に自動ブレーキを作動させて良いとする基準があるが、欧州では作動のタイミングについては基準はないという。「日本は基準を作ってから同じ方向で開発する動きがあるが、欧州では個々に開発を進めてから、基準を作る」(Lienkamp氏)と述べた。

実際にはBoschが開発したのかな?
エアバッグのインフレーターも火薬だし、衝突時のシートベルトの引き込み装置も火薬を使っています。 ピエゾ素子などより、パワーもストロークもありますからね。