なぜ落ちこぼれ社員はいつも時間をもてあますのか

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「共有地の悲劇」~なぜ落ちこぼれ社員はいつも時間をもてあますのか(プレジデント) - Yahoo!ニュース

あるとき、仕事を通じてお付き合いのあったマーケティングの大家、村田昭治・慶応大教授(現名誉教授)に自分の境遇を嘆いたことがある。村田教授は、なんだ、そんなことかという顔で次のように諭してくれた。
 
「君は幸せだよ。若いうちは経験することがすべて勉強だ。その点、君は次々と新しい仕事を覚えられて得じゃないか。会社だって、社員をつぶしたら損だから無茶はしない。それに君のところの部長は忙しいんだ。できないとわかっている社員に仕事を頼むわけはない。君は期待されているんだよ」(中略)
 
もっとも、多忙がすぎれば体を壊す。「今日中にやってくれ」「3日後までに調べろ」という無理難題に対して、僕は自分なりに次のような対処基準を設けることにした。(1)どんな要求にも必ずアウトプットを出す、(2)精度や完成度は必ずしも100%に固執せず60%でよしとする――この2点である。
 
僕は勝手に「60点主義」と名づけ、通常の仕事のほか急な頼まれごとを次々こなしていった。するとますます上役から信頼されるようになり、「君は余人をもって代えがたい」とまでいわれるようになったのである。(中略)
 
そのため、一方ではヒマな社員はいつでもヒマだという別の問題も生じてしまう。村田教授が指摘したとおり、多忙な上司は、アウトプットに期待できないダメ社員には最初から仕事を振ろうとしない。ヒマをもてあましたダメ社員は、チャレンジする機会を与えられないのでいつまでも実力がつかず、さらに落ちこぼれていくのである。

単なる「便利なヤツ」で終わらなかったのは、経験を糧として実力をつけていったからでしょう。 それがまた一つの分かれ目ではあるんですが。

昔やってた仕事の頼まれごととか来ることがありますが、なるべく早くアウトプットを出すようにしています。 いったんは「今週中に送ります」と言っておきますが、午前中の依頼なら今日中に。 午後なら翌日の昼までに。
期待したより早く送ってくれたら、向こうも嬉しいだろうしね。

でも、自分の仕事に関係する頼まれ事ならまだいいです。

つい最近も前任のリーダーから、業務と別分野の検討見積もりの依頼がありました。 その前任者が、元上司である他課のA課長から頼まれた案件なんですが、そのA課長も部長から指示されていたりする訳です。 それが2度の丸投げを経て、自分のところに来たという。
そもそも部長の指示だって、思いつきに近いレベルのもので、なんでそんなこと検討しなければならないのか、理解不能だったりします。

前任者からは「部下に指示してやらせればいいから」なんて言ってましたが、それじゃ3度目の丸投げです。 第一、見積をやらせるにしても、口頭だけで資料も何もなかったりします。
結局、検討は自分でやって機器選定もしてイメージ図も書いて、とやってたら1日終わってしまいました。

というように、理不尽なことがあるのは新入社員の頃だけではなく、会社勤めしている間は覚悟するべきでしょうね。