nikkansports.com： ジーコ日本３発でＶ２！／アジア杯
鈴木国弘通訳によれば、これこそジーコ監督が求めていたチームだと言う。「鹿島時代のこと。仮に日本代表の監督を引き受けたらチームの雰囲気づくりをしたいとね。ああいうこと（反日問題）もあったがチームは逆風の中で結束を固めていった」。出番のない控え組にも「つらいだろうがモチベーションを保ってがんばってくれ」とジーコ監督は声をかけ続けた。
元ブラジル代表で磐田にいたドゥンガも、口を酸っぱくして「ハートの強さ」を語っていました。 気持ちで負けたら、たとえ戦力で上回っていても、勝つことは出来ないですね。
このゲームも苦しい時間帯が多かったですが、日本の選手達の精神力には感銘しました。 特に中沢。 個人的には大会MVPです。 もう全盛期の秋田を越えていますね。 宮本のインテリジェンス溢れるプレーも良かったです。 玉田には中山を超えるストライカーになってほしいな。
ジーコJAPANになって、戦術や指揮の面の不満から解任デモがあったりしましたが、今大会でようやくトルシエ時代を払拭して新しいステージに入ったような印象を受けました。 もちろん、選手の世代交代の影響も大きいのですが、トルシエ時代には約束事に縛られて不足していた、選手間のイマジネーションの共有、意志の連携が醸成されてきているのかな？
もちろんアジアNo.1は通過点。 今回出られなかった選手もたくさんいますし、ドイツ大会にはアテネ組からも合流するでしょう。 まだまだ強くなる可能性を秘めた日本代表。 今後が楽しみです。