産経新聞 - 石油バブル…露の古都が「デトロイト」化 日産も工場起工式
日産は工場用地としてサンクトペテルブルク市北部に約１６８ヘクタールを確保。約２億ドル（約２４７億円）を投資し、年間生産能力５万台の工場を建設する。２００９年初めには完成の予定で、寒冷地で悪路が続くロシアで人気の高い新型スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「エクストレイル」と、高級乗用車「ティアナ」の２車種を生産。大型高級乗用車「カムリ」の生産を年末に開始するトヨタとの差別化を図る考えだ。
日産側は「ロシアは５年後には３００万台の自動車が売れるようになる急成長市場であることが、進出の最大の理由である」と語った。日産は今年上半期、ロシアで昨年同期比８２％増の５万２０００台をすでに販売し、年末までに１２万台を販売する目標を掲げている。
政治的要因も多くてリスキーではあるけれど、手付かずの成長市場として魅力的なんでしょうね。