NIKKEI NET（日経ネット）：日産、電気自動車の走行距離２倍に 電池新技術で300キロ
日産自動車は従来に比べて充電できる電気の容量が２倍になる電気自動車用リチウムイオン電池の開発にメドをつけた。電池の心臓部である電極に充電容量が大きい材料を採用。これまで課題だった耐久性を解決した。１回の充電で従来の約２倍に当たる300キロメートルの走行が可能で、同社は2015年までに電気自動車への搭載を目指す。
開発では東京大学と神奈川大学の協力を得た。成果は30日に京都市で始まる電池討論会で発表する。リチウムイオン電池では、主要部品である電極の性能が充電容量を大きく左右する。日産は正極の材料を改良。現在の主原料であるマンガンに、ニッケルとコバルトを加えた複合材料を採用した。
300kmくらいあれば、かなりガソリン車に近い運用が可能になりますね。 でも実際には電力容量が増えた分、バッテリーの搭載量を減らしてコストダウンする方向になるでしょう。
あと３回くらい「倍になる」技術革新があれば、全てのクルマをEVに出来るんですけどね。