住宅ローン返済猶予 金利減免は「絶対にない」

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

住宅ローン返済猶予のカラクリ 実は現在と何も変わらない : J-CASTニュース

前出の地銀幹部は「正直、困っている。中小企業向けよりもこっちのほうが厄介だ」と漏らす。当初は、中小企業向けに付けられた政府保証などの支援策が住宅ローンにも適用される方向で検討されていたのに、結局なくなったため、現行実施している住宅ローンの見直し策と何ら変わらない対応しかできないからだ。(中略)
 
たとえば、返済期間を延長する場合では、住宅ローンに付いている団体信用保険(団信)が弊害になることがある。団信は借り手のいざという時に、代わりに残債を返済してくれる保険だが、適用が70歳までなのでそれを超えるような期間延長には応じられない。

へー。 それは知らんかった。 住宅ローンは70歳までしか借りられないんだね。

さらに、

また返済金額の見直しでは、元利均等返済の場合、当初は金利分の返済のウエートが高い仕組みが弊害になる。たとえば毎月10万円を返済している人は、月8 万円の金利分、2万円の元金分を返している。これを月々5万円に変更するとなると、返済額が金利分にも満たないうえ、不足した金利分が元金に上乗せされるので、借金が雪だるま式に膨らんでいくことになる。(中略)
 
さらに、銀行が「金利減免」に応じることは「絶対にない」(メガバンクの関係者)。銀行が金利をおまけするということは、その分損するということだし、「そもそも金利を減免したら、まじめに返済している人が怒ります。それこそみんな減免してくれって言い出しますよ」と話す。

そりゃそうだ。

そもそも亀井静香が言ってたのは、「返済の猶予(繰り延べ)」でしょう? 返済期間の延長や返済金額の見直しでなんとかなる人は、もうやっていると思いますけど。
結局は単なるパフォーマンスで終わってしまいそうですね。 バカバカしい。