日本野球界関係者の考える「大人の論理」

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2012年ドラフト会議を徹底検証。阪神の上手い指名を初めて見た! - Number Web : ナンバー

大谷がメジャーを選択するのは一向に構わないが、日本ハムが自分を1位で入札した背景には「一番力のある選手を獲得してチームを強くして、ファンに支持してもらい、それが結果的にプロ野球全体の発展に寄与していく」というメッセージが隠されている。
 
球団が繁栄すれば選手も繁栄するのである。
 
それを思えば、「入団の可能性はゼロです」などと即答すべきではない。日本ハムの人間に会って、話を聞いて、熟慮して結論を出す、それが誠意ある態度に対する正しい対応の仕方であると信じる。

私が高校野球の監督ならこういうチームに選手を送り出したい」とした記事もあるので、その実現を後押ししたいということなんでしょうけど。

事前に「メジャーに行く」と宣言した選手に、「球団の繁栄」を目的に1位指名して波風を立てるのが、「誠意ある態度」なのかよく分かりませんね。

個人的には面会する必要もないと思います。 だってどこの米球団と契約するかとか、契約したあとの様々なことなどを考えたら、時間がいくらあっても足りないはずです。 行く気のない球団の話を聞くなんて時間の無駄以外ないじゃないですか。

大谷を「強行指名」した日本ハム 米国行きの決断を揺るがす秘策がある? : J-CASTニュース

 この指名は「無謀」という関係者の声は少なくない。あえて強行したのは、獲得の秘策があるはず、と推測する。
 
たとえば…。「入団しても好きなときに大リーグに行ってよい」――というオプション付きの契約だ。海外FAの資格を得るためには、一定の期間経過を必要とするが、自由契約選手の形をとればいつでも太平洋を越えられる。かつて、入団時にそのような契約を交わし、その権利を行使して大リーグに行った日本選手が現実にいた、と聞く。(中略)
 
このウルトラCを日本ハムが提示する可能性はある。大谷にとって決して悪い話ではない。
 
栗山監督の度胸の良さを球界は認めたはずである。日本で育った財産をむざむざと米国に取られてたまるか、という思いもあったのだろう。一度は日本のプロ野球で投げろ、とのシグナルに違いない。

こんな密約する方が、よっぽど球界に悪い前例を残すと思うけどね。