開発資金ねん出が厳しいほど財務体質が悪化しており、ダイムラーや三菱グループに資金的な支援を要請し、調整が大詰めを迎えていた。 大株主の一部からは経営幹部の責任を問う声も強く、筆頭株主のダイムラーがエクロート氏の後任を派遣することで人事を刷新し、再建を急ぐ。
経営は、基本的には結果責任だと思うのですが、今この時期に交代させる必要があるのかな? 確かに北米事業の赤字は見過ごせないけど、販売正常化への対応はとっているのだし。
その後、こういう記事も出てきました。
三菱自動車は国内外の生産体制を見直す。国内にある3カ所の完成車工場を2カ所に集約し、東南アジアでの合弁事業の売却も検討する。3年後をメドに集約完了を目指す。多額の損失や人員削減が伴うことからロルフ・エクロート社長兼最高経営責任者(CEO、61)は4月にも退任する。トップの経営責任を明確にし、再建を急ぐ。
ヒトに手をつけるので、組合に文句を言わせない為にも、首をすげ替える必要があるということかな。
カルロス・ゴーンみたいな「救世主」が来てくれれば、V字回復するなんて希望を持っているのだとしたら、マジヤバイね。
商用車部門が分社化し、乗用車だけで食っていかなければならないのに、ダイクラ・グループの中での存在意義が見えないよね。 そのうち三菱グループは、現代にでも株を売って手を引くんじゃないかしら。