こんな親の子、就職はムリ!

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「自分たちの時代とは、就職環境が何もかも違うのです。親がまず、価値観をリセットすべきです。その上でもし子どもが相談してきたら、親として考えを押しつけるのではなく、社会人の先輩としてアドバイスしてあげてください」

自分が就職したのは、'85年のプラザ合意による円高ショックが襲った翌年の'87年でした。 まだバブル景気が到来する前で、一つ上の学年ほどではありませんが、求人は少なかったです。

当時は最終学年になってから、就職活動を始めていました。 自分はのほほんとしていたので、漠然と「自分もスーツ着て何社も面接受けるのかなー」と思ってました。
でもウチの学校は理系だったので、成績の良い学生から順に、求人票から希望する会社を選んで試験を受けに行きました。 もちろん必ず受かる訳ではないので、ダメだったらまた別の会社を受けに行くのですが、就職率は100%だったんじゃないかな。 牧歌的な時代でしたね。

自分の場合は、今の会社に入ること以外は考えていなかったので、あまり悩まなかったです。 でも地元を離れることになるので、親の事は気掛かりでした(今もそうですが)。 親は自分の志望を理解してくれていたので、就職についてどうこう言われたことはありません。

「親に口出しされたくない」という気持ちも無理ないですが、親からすれば当たり前のような気がします。 もっと早くから、自分の将来について親と共有しておけば、信頼して見守ってくれるのでは?