2004年度からの3年間で、これまで日産とルノーで別々の仕様だった三次元CAD(コンピューターによる設計)システムを統合する。今年1月に着工したデザイン・次世代技術の研究開発拠点「イマジネーション・ファクトリー」にこのシステムを導入し、デザイン、商品企画、技術開発、部品調達・購買の各部門が一体となって新車開発を進められる体制を敷く。これに併せてルノーは部品番号を日産と共通化する。
これまでルノーはCATIA、日産はI-DEASを使ってきたわけですが、どちらに統合されるのでしょうね?
BOMが統合されるので当然なのですが、部品番号の共通化はインパクトあります。 まさに両社の製品が完全に統合されるわけで、もはやルノーと日産は不可分の関係となります。
ゴーン革命の成功で、売り上げ台数、収益ともにルノーを上回るまで回復した日産ですが、もう以前の自主自立の状態には戻れないということです。
続報です。
日産とRenaultの3次元CAD統合は未確定 - nikkeibp.jp
この報道について日産自動車は「将来のことについては答えられない」「あるともないとも言えない」(広報部)と回答。報道の真偽については明言を避けた。
あらら。 まあ、選ばれなかったCADベンダーにとってはインパクトが大きいですからね。