QSTV10で録ったTV番組を、ImageConverterで変換してCLIEで観ていることは、以前に書きました。
録画したTV番組には、当然ながらCMが含まれています。 CLIEで観るときにスキップすればいいのですが、ちょっと面倒です。 データ容量も喰いますし。
という訳で、CM部分をカットすることにしました。
ビデオ編集ソフトがあるならそれを使えばいいですが、不要な部分をカットするだけなら、CanopusのMPEG カッターが使えます(同社のMTVシリーズがないと使えません)。
但し、MPEG カッターは、GOP単位でしか編集できません。 フレーム単位で編集したいなら、「MpegCraft」が必要となります(小野寺良氏のレビュー)。 こちらは、MTVシリーズを持っていなくても使えます。
CMカッターとMpegCraftで最も大きく違うのは、MPEGファイルのフレーム単位での編集が可能になったことだ。MpegCraftは、CMカッター同様、GOP単位の編集の場合再エンコードを行なわないが、編集点周辺だけの部分再エンコードを認めることでフレーム単位での編集が可能となる。
DVDオーサリング機能が付いた「MpegCraft DVD」という製品もあります(元麻布春男氏のレビュー)。 私はこちらを買いました。
実際にCM部分をカットしてみたのですが、ムービーファイルを保存する時に、「必要な箇所のみ再エンコード」では、Image Converterが受け付けませんでした。 「全体を再エンコード」で保存したところ、ちゃんと読み込んでくれました。
CMカットの結果、「きらきらアフロ」(41分)の場合、ファイルサイズが523MB→371MBに減りました。 モバイルムービー形式に変換後のサイズは106MBになりましたから、128MBのメモリースティックにも入ります。
手間は掛かりますが、メリットもありますね。
<追記>
再エンコードすると、やはりCLIEで観ても画質が悪くなっているように感じます。
やっぱりGOP単位で編集することにしました。 編集後の保存も速くなるし。
でも、それなら無料配布のMPEG カッターで十分だったんじゃない? (--;