ITmediaニュース:SCO、「IBMの不正」を裏付けるコードの特定難航か
裁判所は3月、SCOに対しても、IBMが不正流用したとするコードがどれなのか特定せよというIBM側の要求に応えるよう命じている。
だがSCOはこの作業に手間取っているようで、5月28日の書類は、知的財産権侵害部分を特定するためにSCOが取ってきたステップを列挙しつつも、次のように加えている。
「しかしながら、これらの努力からは、IBM側の要求に応えるための情報はあまり得られていない。SCOは、IBMが歩んできた無数の修正、派生、改訂の紆余曲折の歴史をさかのぼろうと試みてきたが、この作業は、IBMに簡単にアクセスできる地図なしにはほぼ不可能だ」(裁判所提出書類)
ありゃりゃ。 そろそろタオルが投げ入れられそうだね。
Linuxにとっては、一時的にはマイナスイメージになったけど、「雨降って、地固まる」ということになりそう。 著作権に問題なしのお墨付きで、採用が加速するかも。