通勤時に、JR川越駅と西武新宿線本川越駅との間を歩いている。 その2つの駅を結ぶように、『クレアモール』という商店街がある。 飲食店も多く、丸井や丸広百貨店も面しているので、人通りが非常に多い。
20時になると、飲食店以外の多くの店は閉店となる。 残業して帰ると、『クレアモール』を通るのが19:50くらいになるのだが、あちこちの店で閉店準備と共に、ゴミを店のシャッター前に出し始める。 まだ多くの客が、商店街を歩いているのにも関わらず、だ。
ちょっと寄り道して20:00過ぎに通ると、今度は4~5台のゴミ回収車が商店街が入り込んで回収していく。 作業者は中東系の外国人で、ごみ袋を放り投げて撒き散らしてしまうなど、とても仕事が荒っぽい。
朝は朝で、通勤時間帯に深夜まで営業していた飲食店のゴミを回収している。 路面にはレンガタイルが敷いてあるのだが、回収車が走り回るせいもあって、非常に凸凹している場所もある。
こういう様子を見ると、この商店街の人々は顧客満足なんて全く考えていないとしか思えない。 自分の店に入ってきた人だけが客で、それ以外は単なる通行人だと思っているのだろう。 その通行人が出しっぱなしのゴミの山や臭いに閉口しても、まったく自分には関係がないのだ。
「歩きタバコはやめましょう」とか横断幕が張ってあるのだが、それ自体は正論で自分も賛成だけど、こんなゴミまみれの商店街ならポイ捨てしても心は痛まないと思うよ。
個人的には、本川越駅の新宿側に改札口を作ってくれたら、川越駅から歩く距離が半分近くになるし、臭い商店街を通らなくて済むのにと思ってしまう。 PePeに人が流れなくなるから、西武はやらないだろうけどね。