Yahoo! BBを迎え撃つ、CATV事業者の地域密着戦略とは?

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ITmedia ライフスタイル:Yahoo! BBを迎え撃つ、CATV事業者の地域密着戦略とは?

何しろ、インターネットを使えない人でさえ「電話が無料になるのであれば」と、Yahoo! BBに加入するという話を聞くぐらいだ。これではCATV事業者だけでなく、FTTH組も対抗するのに苦しむのは当然だろう。
 
まさに、全国展開をし、単独で最大の会員数を持っていることを最大限に生かしているYahoo! BBの面目躍如というところだ。

確かに。 NTT東西のフレッツは、あくまで足回り(回線)の提供だけで、ISP事業は県境をまたぐのでNNT法で制限されています。 NTTとしては、フレッツのユーザーはISPが異なっても通話料無料!とか打ち出すべきだと思うのですが、電話事業への影響を考えると二の足を踏んでしまうのでしょうね。

続き。

だから、PCのセットアップからトラブルの解決まで、いつでもCATV事業者が対応してくれるのなら、いかに安くて高性能なサービスを提供する事業者が競合してきたところで、絶対に乗り換えられることはないはずである。Yahoo! BBと契約したら電話が便利で割安になるだろうが、ユーザーとしてはYahoo! BBとCATVと二本立ての契約をすることになるだけで、便利なCATVを解約することは考えにくい。素人にとっては、それだけPCとは厄介な製品なのである。
 
加えて、CATV事業者は当該エリアにおいて、ショップ展開をすることを考えるべきだ。ちょうど携帯電話のショップがあるように、CATV事業者もショップを置くのである。

これはちょっと首を傾げます。 そんな固定費が掛かる事が出来るのは、JCOMみたいな体力のある事業者だけです。 飯能ケーブルテレビみたいなところがショップ展開なんか出来る訳ない。 しかも専門外のPCのセットアップなんてムリムリ。

昔はCATVの強みは多チャンネルと双方向性と言われていましたが、今や衛星/地上波デジタル放送はそのどちらも手に入れつつあります。 残るは、屋根に自分でアンテナを立てる必要がないというメリットだけです。 個人的には、”単なる共同アンテナ”として生きていくしかないんじゃないか、と思いますが。