帰省から戻ってきました。
空港の書店で、暇つぶしに読む本を探していたら、目に留まったのがこの本です。 読み易いので、3時間くらいで読みきってしまいました。
女性と男性の違いについては、『話を聞かない男、地図が読めない女』などを読んである程度分かっているつもりでしたが、女性特有の行動パターンについてこれほど言語化して書かれた本は初めて読みました。
男は女のどこを見るべきか
posted with amazlet at 04.09.27
岩月 謙司
筑摩書房 (2004/09/07)
売り上げランキング: 130
通常24時間以内に発送します。
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読んでいて興奮しました女性も知らない女性の秘密が書いてある本!
村上龍は『すべての男は消耗品である』の「かわいい女とかわいくない女」で次のように書いています。
かわいい女は浅知恵でものをいわない。 そして浅知恵でものをいうのは、ダメな父親の娘なのだ。 だめな父親とは、どんな父親か?
かわいい女だなと思う女は、よく父親の話をする。
「あのさあ、ひどいの、モテたからね、よくおかあさんが泣いてたわよ、お酒も飲むし、車とかも派手なものが好きでさ、浮気もいっぱいしたみたいね。でも、あたしにはね、すごく優しかったの」
この本を読んだのはもう17年も前ですが、この一節はとても印象に残っていました。 イマイチ理解できなかったからです。 その謎が解けたように思います。
『すべての~』では他にも、「曖昧でない男女関係など、火星に行っても心中の途中でも、ありはしない」という章が、なかなか深いことが書かれています。 古本屋で見つけたら読んでみてください。