のんびり楽チン「かまやつ女」vs.バリバリ上昇志向「六條女」 サンデー毎日
「見えてきたのは、『自分らしさ』とか『個性』にこだわりを持つ一方、『女らしさ』、つまりジェンダー意識が弱い。またバブル以後の時代に育ち、物心ついた時から周りになんでもあったため、生活をよくしたいという目標がなく、努力に対して意味を感じない性質です。
その結果、積極的に『かまやつしている』わけではなく、消去法でそうなっている。彼女たちの間では、自分らしさという言葉がポジティブな意味で使われていないのです」
数日前の毎日新聞でも、「かまやつ女」についてのコラムが載っていたのですが、女性の中でのあらゆる意味での格差の拡大(あるいは2極化)というのは、確かにありそうですね。
外見的なマイナス部分を個性と置き換えて、逆に打ち出していくというのが流行った時期もありましたが、今は最初から努力を放棄しちゃうんですかね。
確かに、「CanCan」とか「Oggi」のCMに出てくるような、”きれいなお姉さん”を前にしちゃうと、試合放棄したくなるのもムリないです。
でも世間を見ると、「すげぇ!」と声を上げたくなるような人でも、ちゃんと結婚して子供までいたりするので、彼女たちも頑張って生きてほしいです。