ITmedia エンタープライズ:シンクライアントで情報の「共有」と「漏洩防止」を両立、日本HPが新システム
基本的には、シトリックス・システムズ・ジャパンの「MetaFrame」を企業システムのフロントエンドに配置し、ユーザーごとに許可されたアプリケーションのみを実行。ファイルなどもすべてサーバ側に保存し、画面イメージだけがローカル端末に送られる。印刷、コピー&ペーストや外部メディアへの書き込みといった操作も、MetaFrame側で制限する仕組みだ。
端末には、日本HPのノートPC「HP Compaq Business Notebook nx9040」をベースにミントウェーブが提供するノート型シンクライアントを利用する。ディスクレス仕様で、OSには組み込み用の「Windows XP Embedded」を搭載。この上でMetaFrame Clientが動作する。
ちょっと前に、日立が同じようなシステムを発表しましたが、こちらは具体的なシステム構成まで書いてありますね。 顧客情報などが漏洩すると、場合によっては社長のクビが飛ぶだけでは済まされず、会社の存亡の危機にもなりかねません。 今後はこの手のシステムが流行るのでしょうね。