三菱自動車の岡崎会長辞任へ 再建難航で引責 - asahi.com
三菱自動車の岡崎洋一郎会長(62)が、再建が進展していない責任を取って就任1年足らずで辞任することが22日、明らかになった。昨夏、三菱グループなどから5千億円近い支援を受けながら業績不振が続き、近く発表する新再建計画でさらに最大5千億円規模の追加支援をあおぐ必要に追い込まれたことの経営責任をとる。多賀谷秀保社長(57)と古川洽次副会長(66)も含めて3首脳そろって辞任する可能性も出ている。
政治家と同じで、経営者ってのは結果責任を取らなきゃならないのは判ります。 でも、ここでトップを入れ替えたらまたイチからやり直しで、貴重な時間を浪費するだけだと思うけどな。
社内登用だって、社内の状況を把握するのに一ヶ月以上掛かるでしょう。 社外からなら三ヶ月以上だろうね。 で、前任者の公約はご破算になって、また新しい公約をすると。
今の三菱は、傷口からどんどん血が流れていて、失血死寸前です。 必要なのは、痛み覚悟で止血すること。 それが麻酔なしで傷口を縫うことなのか、腕や足を切断することになるのかはわかりませんが、経営者に「勇気と覚悟」がないと出来ないでしょう。 それは出資者も同じです。 自らが託して送り込んだ経営陣なのだから、「ダメだったら会社解散か再生機構行き」くらいの決意とバックアップが必要でしょう。