三菱自、重工傘下に 再建計画早くも破綻 予想外の債務返済誤算 - 産経新聞
十六年九月中間決算でも国内販売低迷による販売支援費増大のほか、北米事業の減損処理などで最終赤字は千七百八十八億円(修正後)に膨らんだ。巨額の債務返済と赤字で五千億円の再建資金は吹き飛び、新車開発に資金が回らず、販売不振も回復できないという悪循環に陥ってしまったのだ。
本日の新再建策発表を前に、早くも関連記事が報道されていますね。
もうお金を貸してくれるところは身内しかないしね。 今期も数千億円規模の赤字が出るだろうし、今回の増資分だってそれにまわっておしまいなんてことになりかねない。
asahi.com : 三菱自再建策、販売目標は10万台減 増資2700億円
三菱自は昨年5月に再建計画を策定。今回はその修正に当たる。不振が続く国内販売については3~4年後も現状(年25万台)とほぼ同じ状況が続くと見て、前回計画の06年度目標36万台を引き下げることにした。関係者は「過大な期待はせずに堅く見積もった結果」と説明している。
2004暦年の国内販売実績は25万5221台ですが、昨年1~3月(13万9935台)にはまだ欠陥隠しの影響が出ていませんでした。 もし今年の1~3月が前年同月比30%減なら4万1980台も減ることになり、年度ベースでは21万台というのが適当だと思いますが。