ITmedia ライフスタイル:ソニーの「QUALIA 001」って何?
1997年開発のDRCはその後、似たような高画質化効果をうたう映像回路が登場しつつも、その絶対的な品質に対する評価が揺らぐことはなかった。“画質”という切り口におけるDRCのアドバンテージは、今でも生き続けているといえるだろう。それが今後、あらゆるソニー製品に入り込むとすれば、ユーザー側の認知次第ではかつての“トリニトロン”などと同じように、高画質な映像機器を示すひとつのシンボルとして定着するかもしれない。
今まで買ったテレビは全てトリニトロンです。 次に買うのはブラウン管ではないでしょうが、それでもソニーのHDTVを買うと思います。
店頭で薄型テレビを見比べると、韓国製は安いのですが、「画創り」のノウハウはまだ日本のメーカーに一日の長があるように思います(もちろん店頭アピール用の派手な画とかいう意味じゃなくて)。 単純にパネルの性能だけでは語れない部分があるんですよね。
そういう部分をもっとアピールしていかないと、ズルズルと価格勝負に持ち込まれて消耗するパターンに陥ってしまいます。
ソニーに限らず日本のメーカーには、本質的な技術を磨いて差別化を図っていってほしいですね。