F1Racing.jp 2005:ド フェラン まずはドライバーたちを理解することから
BARホンダの新しいスポーティングディレクターであるジル ド フェランは、アメリカからヨーロッパへ移り住むことは問題ではないと語っている。「私は7年もヨーロッパに住んでいた」と、ド フェラン。
今回の人事はホンダの意向らしいですが、成功するかどうかはわからないですね。 成功例はBMWウイリアムズのベルガー、失敗例はボビー・レイホールなどなど。
短期的な建て直しではなく、長期的な(BAT撤退後を含めた)考えからきた施策なんでしょう。 ド・フェランは人格的にも非常に良いし、本人が言うようにまずはチーム内で足場を固めて、みんなから信頼を得ることです。
先にBARホンダがスポーティング・ディレクターとしてG.ド.フェラン氏の加入を発表したが、ホンダF1の総本山『HRD』の社長も、田中詔一氏から和田康裕氏へ交代することが明らかとなった。
和田氏はHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)の社長として、米IRLで陣頭指揮をとってきた。
同氏とド.フェラン氏の加入により、BARホンダにアメリカ色が増すことになりそうだ。
こちらは定期的な異動の一環ですが、HPDの和田サンはハンパじゃないよ~。 勝つときは、草木も生えないくらい完膚なきまでに勝つ、というホンダDNA(?)を残している人だから。 第三期の甘チャン達は気を引き締めないと。
バルサでのテストで、ちょっとだけ息を吹き返しつつあるBARホンダ。 なんとか3週間のインターバルを利用して、マシンをインプルーブしてほしいものです。 でも進歩するのは他チームも同じなので、シーズン中に遅れを取り戻すのは非常に難しいのですが...