ITmedia ライフスタイル:東芝・藤井氏に聞く――次世代DVD統一交渉“決裂”の背景(前編)
「東芝には三つのストレージメディアがあります。フラッシュメモリ、ハードディスク、それに光ディスクです。これらを適材適所で使い分け、最適化することはわれわれの戦略です。何が何でも光ディスクだけで機器をネットワーク化する必要があるでしょうか? われわれが考える光ディスクの用途は、映像や音楽を保存しておくアルバムのようなものです。アルバムは分厚すぎても使いにくい。一定水準以上の容量があれば十分で、あまり大きすぎると使いにくい」
これを読むと、東芝(藤井常務)側の考え方は全く変わっていませんね。 統一交渉の土台に乗ったこと自体が不思議なほどです。
東芝は交渉過程の情報リークに、BDA側は東芝の風説(BDに対する懐疑)流布に、相互に不信感を募らせているようですし、もう統一交渉が行われることはなさそうですね。