センスのいい人の割合

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fRagments:雨の日と月曜日は

iPodはデジタル音楽をライフスタイルツール/ブランドの域にまで高めた点で、センスのいい人たちには絶大な存在感をもっている。しかし、これからデジタル音楽の世界に入ってくる日本の一般ユーザー向け市場では、アップルが考えるほどの絶対的優位にはならないかもしれない。

「センスのいい人たち」というのは、常に少数派なんだよね。 もちろんそういう先端的な人々に、「その他の人たち」が影響を受けるということはあるけれど。 でも、もしもかつてのUNIQLOのように、おじさんもおばさんもGAPを着るようになったら、「センスのいい人たち」は着るのをやめるでしょう。 自分のセンスの良さをアピールしたい人は、概してヘソ曲がりなのです。

子供の頃から、なぜ某社のクルマがこんなに売れるのか、不思議でしょうがありませんでした。 デザイン的には、もっと良いクルマが他にあるのにと。 子供の私の結論は、「大多数の人はセンスが悪い」というものでした。 センスが悪い人にとっては、センスの良いクルマは居心地が悪く感じるのです。 だから、自分に見合ったレベルのクルマを買うのだと。

我が家のクルマが、その某社のクルマであるのは皮肉ですが(今はだいぶマシになりました)。