TDKがハイブリッド車用の磁石を増産

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TDKはハイブリッド自動車用モーターに使われているネオジム磁石を増産する。
現在、同磁石はトヨタ自動車の『プリウス』をはじめ、本田技研工業の『シビックハイブリッド』にも使われ、「生産を行っている成田工場はフル稼働状態」(TDK成田工場の関係者)でまったく余力がないとのことだ。

新幹線の実験車両 FASTECH360でも、永久磁石を使用したモーターが使われてました。
高温や振動に耐え、強力な磁界を発生させる磁石の開発は、なかなか大変なことのようです。

TDKといえば、自分が就職した頃は学内の就職先としてトップ3に入る人気企業でした。
当時はまだ音楽はカセットテープ全盛でしたし、フロッピーディスクも高価な存在でした(PCがHDDを標準装備する前の頃です)。 磁性体の供給企業として、TDKの基盤は磐石に思えたものです。
でもその後、音楽メディアはカセットからMDへと移り、フロッピーもCD-R/DVD-Rに取って代わられました。
TDKも昔ほど景気が良くはないのかもしれませんが、キーテクノロジーを持っている企業は、やはり強いですね。