いわゆるオーディオ機器の下に敷く板のことです。
その板の材質や質量によって音が変わると、オーディオマニアは信じています。
アンプなどのコンポについてはさておき、スピーカーの敷板は音に与える影響が大です。
フローリングにスピーカーを直に置いて鳴らせば、たいてい床も振動します。 床が振動するということは、スピーカーのコーンが動いた時の反力をきちんと受け止めてないとも言えます。 だから畳の上なんかに置くと低音が出なくなったりする訳です。
また床が振動するということは、床からも音が出ていることですから、本来出るべきではない音が混ざっていることになります。 一方、スピーカーの箱鳴りについては、それを含んでメーカーで音作りをしているので、立派なスピーカーの音の一部です。 もちろん状況は様々なので、ユーザーの音作りの一環として、スピーカーの箱鳴りを抑えた方がいい場合もありますが。
つまり、なるべく強固で大質量の台の上に、箱鳴りを邪魔しないように置いてやるのが、スピーカーの設置の基本と思っています。
台の材質が何か(金属/石材/木材/プラスチック)で、また音は変わってきます。 いくら大質量でも振動はゼロにはならないので、響きと振動減衰性のバランスを勘案する必要がありますね。 当然ケースバイケースです。
で、敷板を探していたのですが、上記と同じことが書いてあったのが逸品館のサイト。 ここで450x350x26mmのコーリアンボード(質量7.3kg/枚)を3枚購入してみた(1枚はSW500用)。
とりあえずこれを敷いてみて、足りなければヤフオクにも出ているムカイの黒御影石(450x350x50mm、質量24.4kg)でも敷いてみようかなと。 ただ、スピーカーの重量だけで29kgあるんだし、あんまり重くすると床へのダメージが心配。 本当は、スピーカー重量と同等以上の質量が望ましいんだけどね。