昨夜はレイトショーで、『The 有頂天ホテル』を観て来ました。
実は三谷幸喜作品を観るのは、「やっぱり猫が好き」オンエア時以来です。
「王様」も「古畑」も「ラジヲ」も観てません。
映画評なんて書けませんが、一言でいえば「面白い、けどちょっと長い」です。 終演後のトイレでも若者が「なげーよなぁ。オレ、トイレ行きたくなっちゃったもん」と言ってましたし。
おそらくもっとコンパクトな脚本にした方が、テンポも良くなって映画としてはいいと思います。 でもこの「少々ウンザリするくらいの過剰感」が、三谷氏の持ち味でもあるのかな。
それにしてもバラエティに富んだ出演者なこと。 チョイ役で出てくる役者さん達を見逃さないようにするのが大変です。 アヤパンの悲鳴はなかなかのもの。
篠原涼子、ちょい役くらいかと思ったら、ほとんど出ずっぱり。 いい女優さんになってるよね。
松たか子のキャラがちょっとアレな感じでしたが、「自分に正直に、やりたいことをやろうよ」というのが、この映画のメッセージ(?)でしょうね。
久しぶりに観たYOUの歌唱はGood! 美味しいとこだけ、しっかり場をさらっていきました。
西田敏行はまた太ったんじゃない? 健康は大丈夫か?
とにかく、「お金を払って観に来てくださった以上、それ以上に楽しんで頂かなければ困るんです!」という三谷氏の声が聞こえてきそうな作品でした。