元麻布春男の週刊PCホットライン:2.5インチ以下が優劣を決めるHDD業界
以上のような動きからみて、今後IT分野(PCおよびサーバー)で使われるHDDの主流が2.5インチになることはまず間違いないだろう。富士通が掲げる7,200rpmの製品、サーバー向け2.5インチHDDの強化は、その証である。7,200rpmの2.5インチHDDが狙うのは、バッテリ駆動のノートPCより省スペース、低雑音のデスクトップPCに違いない。IntelもYonah(Intel Core Duo)について、デスクトップPC向けに販売する方針を明らかにしている(デスクトップPC向けの945GTチップセットをアナウンス済み)。
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こうしてIT分野が2.5インチに移行した後も、おそらく家電製品向け(HDDレコーダ向け)に3.5インチHDDは使われ続けるだろう。PCもローエンドは3.5インチHDDでも良い気がするのだが、かつてローエンド向けに提供された5インチHDD(QuantumのBigfoot)があまり成功しなかったことを考えると、PC向けは基本的に2.5インチということになるのではないかと思う。
これは困るなぁ。 HDDにはもっともっと大容量化していってもらわないと。 1台で1TBを超えるHDDを実現するには、当面3.5インチでないと無理でしょ。
今は16bit PCM(WAV)で音楽ライブラリを組んでるから800GB程度で収まってるけど、将来DSDが普及したら移行したいのでね。 データ変換したら今の4倍以上のデータ量になるだろうし。
一方で、ノート用が1.8インチへ移行するというのは納得。 最新のThinkPad X60s見ても、1.8インチの優位性は明らかだもんね。
それにしても、日立のHDD事業の赤字がチト心配。 我が家のHDDは大部分が日立(IBM)製なんで。