抵抗とコンデンサを入手したので、再チャレンジ。
まず、DI/Oのアナログ出力のアッテネータだが、10kΩ、22kΩともに リケノーム RMG 1/2W 1% 金足に交換した。
クセがあるというRMGだが、聞いてみると音の曇りは取れた印象。 これでOKとしよう。
VA100のアッテネータは、廻り止めの穴(Φ3.2)を開け直して、端子台を横に向けた。
アッテネータの絞りが小さい問題は、とりあえずDALE NS-5B の 33kΩを付けてみた。 ちょっとデカ過ぎるな。 NS-2B(2W)で十分だった。 音質への影響はないが、もう少し絞りたい感じ。 50kΩ足さないとダメか。 ということは、やはり100kΩのアッテネータにするのが正解だったんだな。
抵抗は他にも東京光音のカーボン抵抗 1W 50kΩを持っているので、時間を見つけて交換してみる予定。
ところで、スピーカーに耳を近づけると小さくハム音がすることに気がついた。 アッテネータをフルに絞っても聞こえるので、アンプの問題だろう。 改造前からしていたのかどうかは不明だが。
気になるのは、スピーカー出力のカップリング(?)のコンデンサがサイズが大きすぎて、リード線が長い状態で実装してあること。 SILMICをやめて、MUSEで元のサイズに近いものに変更した。
ついでに、電源部の電解コンデンサにパラで0.1µFのフィルコンを入れてみた。
これで少しは小さくなったみたいだが、まだハム音はする。 音質的には圧倒的に良くはなっているのだけど。
禄太郎
うーん,SILMICは外したくないところですねー。特にカップリングであればなおさら。PMA-9.5でも足の間隔が合わずに苦労した部分でした。斜め付けは問題ないですよ。9.5では狭いところは結構寝かせてありますから。AURAはスマートな筐体ですから,相当大変でしょう。基板のあんな位置にFETを取り付けるのは反則ですよ。仕事だったら絶対に嫌なタイプです。
で,ハム音ですが,やっぱり入力からATTまでが怪しいように思えてなりません。33KΩを2発付けているあたりか,シールド線(アースライン)の引き回しか。銅箔テープ使用よりも,とりあえずは普通のシールド線にしてみては?。アース端子よりもピンジャックのアース部に直付けの方がいいように思えます。改造するにしろ,修理するにしろ,アンプは難しいです。そのうち,シンクロスコープを欲しがるんじゃないかと心配してます。