好調「iPod」の陰に潜むAppleの不安材料

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だが、この好調な売り上げの陰には、収益性の低下という憂慮すべき傾向が潜んでいる。調査会社、米Piper JaffrayのアナリストEugene Munster氏は、Apple社の売上高の45%を占めるコンピュータ事業の粗利益率を30%とみる。一方、売上高の33%を占め、さらにその割合を伸ばしつつあるiPodの粗利益率は20%にすぎないという。また、iPodに関連する同社の他のビジネスについては、収支は良くてとんとんというのが複数のアナリストの見方だ。音楽ダウンロード販売サービス「iTunes Music Store」では、1曲99セントという価格のうち同社の利益は税引き前ベースでせいぜい4セント、1本1.99ドルのiPod向けビデオについても似たような数字になるとみられる。

なんでもそうだけど、プラットホームを普及させる段階では、利益よりシェアを追うのは当たり前。
競合相手を叩き潰したら、値上げして利益を請求してくると思うよ。