オペアンプ事情 その後

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

ようやく昨日、まとまった試聴時間が取れました。

NJM2114D => TI NE5532AN => Signetics NE5532AN => OP275GP と差し替えながら、平井堅の「瞳をとじて」を聴きました。 平井堅の声は、ニュアンスの違いが出やすいので、試聴に適していると思います。

聴くたびに実感するのは、NE5532ANの中域の充実感。 現状ではSigneticsが上ですが、TIのもエージングが進めば同レベルになると思います。 差はないといっていい。
NJM2114Dは、NE5532ANより良い部分もあるのですが失う部分もあって、トータルで考えると「うーん」という感じ。 限界はあまり高くない感じ。

一度はガッカリだったOP275GPですが、その後エージングが進んだのか耳が慣れたのかわかりませんが、違和感はなくなってきました。 そうすると低域から高域まで澱みなく鳴らす長所が目立ちます。 「魅惑的な音」というのではないのですが、HiFi度は高いです。

という訳で、今はOP275GPで聴いています。 デュアルでまだ聴いていないのは、同じくAnalog DevicesのAD823があるのですが、これはまだ届くまで一週間以上掛かると思います。
他にはシングル・オペアンプで、AD711JN、AD797AN、AD843KNが手元にあります。 OPA627BPはまだ注文していません。 意外とVA100EVのフォノアンプに使われている、NE5534Nが良かったりしてね。

そういえば、某オークションにVA100EVが出てますね。 いくらくらいになるんだろう?