ITmedia D LifeStyle:生活に“なじむ”デザインを――23年目の「it's」
「一人暮らしの生活ツール」という基本コンセプトは1984年のスタートから変わらず引き継がれているが、具体的な製品ラインアップはその年々によってかなり変化している。自転車(1994年)やベッド(1991年)、テレビ(1985年)などが発売された年もあるが、「冷蔵庫」「レンジ」「炊飯ジャー」「掃除機」「洗濯機」という基本5アイテムは常に用意されている。ここからもit'sシリーズがあくまでも「一人暮らしの生活に密着した家電」のシリーズであることが分かる。
齋藤氏: 私たちが調査を行ったところ、一人暮らしを始める際に必要とされる家電の上位5つが「冷蔵庫」「レンジ」「炊飯ジャー」「掃除機」「洗濯機」なのです。昔はテレビも上位に入っていましたが、テレビがひとり1台の時代となって久しく、最近ではあまり上位に入りませんね。時流をにらみつつ、必要な製品を展開していくことが必要です。ちなみに、製品化はされませんでしたが、以前にはPCやクルマなども企画されました。
懐かしーい! ドライヤーは持ってた気がするな。 当時(1987年)、一人暮らしの友人の部屋へ行くと、必ず何か「It's」シリーズの家電があったような気がする。
今でもまだ続いているんだねぇ。 しかも立派になっちゃって。
クルマが企画されたのって、「Will」が出た頃だったのかな?
禄太郎
私の部屋にもありましたよ,2ドアの冷蔵庫が。
結婚後もリビングのビール用に,と使い続け,結局20年近く働いてくれました。その後買い替えた韓国製のやつは4年足らずでバイバイでした。MADE IN JAPANは偉大なり。
そんな理由もあって昨夏に買い替えたキッチン用のメイン冷蔵庫もSANYO製となりました。いいモノ作ってるメーカーなんですけどね。