独自開発した牽引式ビーチクリーナーは、熊手とフルイを応用したシンプルな構造を持つ。牽引しながら熊手でゴミを引っ掛け回収する「サンドレーキ」タイプ、牽引しながら砂の表面を跳ね上げ、サンドスクリーン(フルイ)でゴミと砂を分類する「サンドスクリーン」タイプの2つのクリーナーアタッチメントを、砂地やゴミの種類、用途に合わせ使い分ける。複雑な操作やメンテナンスも必要なく、軽量コンパクトで、生態系にもやさしいシステムとしている。
また、砂の表面を跳ね上げることで、砂地に入り込んだゴミの回収も可能で、効率の高いクリーン活動が展開できる。
いいね。 こういうボランティアは。
今まで自分が見た砂浜でもっとも綺麗だったのは、”鳴き砂”で有名な京都府の琴引浜ですね。 全国の砂浜が同じように綺麗になったらいいな。
【ホンダ ビーチクリーナー】試行錯誤の上でカタチに | Response.
「ATV牽引式のビーチクリーナーは、浜への打撃が少ないのもメリットのひとつです。(車重に対してタイヤが太い)ATVの接地圧は非常に低く、人の足裏程度しかありません。海岸によっては20cmくらいの深さのところにウミガメの卵が埋まってたりするのですが、ATVならその上を通っても卵を傷めません。またビーチクリーナーも最大で深さ10cmくらいまでしか到達しません」(新井氏)
でも残念ながら市販化は予定に無いそうです。
【ホンダ ビーチクリーナー】画期的なアイテムの市販化は? | Response.
社会活動推進室の西田晴泰室長はビーチクリーナーの市販について、「現時点では発売する計画はまったくありません」と語る。「もともと市販の清掃器具を作るつもりではなく、ボランティアの道具を作るというのがこの企画の主旨だったんです。器具もワンオフで製作したもので、量産は考えていません」(西田氏)
その清掃能力の高さを目の当たりにすると、これをワンオフのボランティア用具で終わらせるのは少々もったいないような気がする。もし地方自治体やボランティア団体などから市販の要望が多数出てきたときは? 「そういうご要望がたくさん寄せられましたら、そのときにあらためて市販を検討します」(西田氏)
日本よりも海外で要望は多いかもね。