【ESEC】「2010年にはソフトウエア開発コード行数が200万行に」、トヨタ自動車の講演より - Automotive Technology - Tech-On!
現在広く普及しているネットワーク規格のCANの動向として、ネットワークとネットワークを接続する装置であるゲートウエイ(GW)の導入が進んでいることを挙げた。1本のCANの配線に多くのECUを接続すると通信容量が多くなるためだ。GWでネットワークを分割することで、頻繁に通信するECU同士をまとめてグループ化することができる。
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マルチメディアネットワークの規格「MOST」については、2008年にも導入する考えを示した。最大50Mbpsで通信が可能で、映像や画像などの伝送に向く。具体的なアプリケーションの導入例については検討中とした。
将来的に導入が進む、車両制御向けのネットワーク「FlexRay」については、開発ツールの整備不足を挙げた。FlexRayは、ECUごとにデータ送信の時間が割り当てられているためCANに比べて遅延時間は抑えられるメリットはあるものの、開発はより難しくなる。
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