大高:アプリケーションレイヤーで、BDと親和性の高いフォーマットとしたのは、我々の意志なんです。
なぜそうしたか? それは、DVDビデオカメラが「DVDプレーヤーで再生できる」といううたい文句で成功したからでです。
今後、DVDプレーヤーはBDプレーヤーで置き換えられていくことになるでしょう。その時、BDプレーヤーでAVCHDがかかる、というのは、お客様にとってはわかりやすく、美しい姿です。
そりゃ確かに美しいね。 じゃあ HD DVD はどうすんの?
ちゃんと聞いてくれています。
西田:AVCHDのDVD記録版規格を、DVDフォーラムへ提案することなどは考えていますか?
吉川:まったく考えていません。別個の物として考えています。ディスクとしては、BDとの連携は考えていますが、HD DVDとの連携については考えていません。
西田:ただ、アプリケーション層でいえば、HD DVDとの親和性も目指せないわけではないですよね? たとえば、東芝さんから申し込みがあったらどうですか?
吉川:そうなれば、われわれとしてはありがたいですけれど(笑)。製品としては、対応していただける可能性もあると思っていますので、AVCHDをHD DVDプレーヤーでかけたい、ということであれば、もちろんウェルカムです。
東芝自身は、カムコーダー事業は無いに等しいからね(最近 HDDタイプを出したけど)。 無視していいんじゃない?