NIKKEI NET:上位売れ筋車種も不振・7月の新車販売ランキング
日本自動車販売協会連合会(自販連)は4日、7月の乗用車新車ランキング(軽自動車除く)をまとめた。10位内で前年比較できる9車種のうち、8車種が販売台数を減らした。登録車全体の販売が落ち込むなかで、売れ筋車種も不振にあえいでいる。
通期営業益2兆円を視野に入れたというトヨタ自動車ですが、国内市場の構造変化は予想以上のスピードで進行しているようです。
\140/Lを超えたガソリン価格は、まだ当分上昇傾向が続くでしょう。 もしこれが\180~\200/Lになった場合、軽自動車の販売台数は登録車を抜くでしょう(現在は1:2程度)。
そうなると一番大変なのは、自社系列で軽を販売していないトヨタです。 国内生産の過剰分は輸出に振り向けるにせよ、販売店は干上がってしまいます。
ダイハツやスバルからのOEMが間に合わなければ、他社ブランドのままトヨタの販売店で売ることになるかもしれませんね。
でも、軽メーカーだって生産が逼迫しているので、OEに十分な台数が廻ってくるかは未知数です。 これは日産やマツダも同じ。
そのうち実燃費がヒトケタなんてクルマは、一部のエンスー向け以外は絶滅してしまうでしょうね。