【インタビュー】PCの技術で、オーディオのあのトキメキをもう一度 (1) 若いころ、EQといえばドンシャリだった (MYCOMジャーナル)
蓑輪) 昔は、若い人はEQ(イコライザー)の端っこのほうの高音と低音をガンガンに上げて……
宮崎) (手の動きで両端が上がった吊り橋型のカーブを描きながら)こういう形ですね(笑)。
蓑輪) そう、高校生たるもの、そういう形のドンシャリサウンドを楽しんだものですが(笑)、いまはMP3だからEQの高音を上げようが、ちゃんと音が上がってこない。圧縮した段階で消えてしまっているわけですから。もちろん通勤通学の電車内はMP3でいいと思うんですが、ちゃんとしたヘッドフォンを着けられるとき、家に帰ってスピーカーがあるときまで、その音で満足しなくてもいいのではないかと思うんです。
宮崎) 人類の歴史の中で、テクノロジーの進歩が逆方向に向かっているのって、オーディオだけなんですよ。確かにMP3でたくさんの曲を持ち歩けるようになったのは進歩かもしれませんけど、映像はどんどんきれいになっているし、ロケットは遠くまで飛べるようになっているのに(笑)、なぜオーディオだけ悪くなってしまっているのかと。
今日は台風なので自主休業(笑)。
UA-25の記事をググっていて見つけた、約2年前の古い記事。 でも面白かったです。
自分もバブル期のオーディオ・フェアの熱気は覚えています。 なぜみんな、あんなに熱かったのだろうかと。