asahi.com : デジタル一眼 ソニー、参入1カ月でニコン抜く
調査会社BCNによると、7月第3週のデジタル一眼レフ国内販売台数シェアで、ソニーは35.4%を記録し、いきなり首位に躍り出た。その後はペースが落ちているものの、8月第3週までの5週間で見ても24.2%を確保。34.6%のキヤノンには及ばなかったが、24%のニコンを抑え、2位になった。高級機に絞った松下は1%にとどまっている。
瞬間風速とはいえ、幸先の良いスタートですね。 キャノン EOS Kiss Digital X、ニコンD80が出たあとが真の勝負でしょう。
それにしても、このシェアを見るとペンタックスの健闘ぶりと、フォーサーズ陣営の先行き不安が見えるような...
キヤノン、「EOS Kiss Digital X」発表会を開催
銀塩カメラを含む一眼レフカメラの販売台数は、125万台が売れた1980年をピークとして、若干の増減を含みつつ減り、2006年の予想は66万台となっている。芦澤氏は「デジタル化を契機として、2010年には100万台市場にV字回復させたい」とした。また「セ・リーグだけで野球はできない、交流戦も大歓迎」という表現で、ソニー、パナソニックなどの家電メーカーのデジタル一眼市場参入が、100万台市場達成には必要と述べた。
こうした状況でEOS Kiss Digital Xのシェアについては、発売から12月までを含む4カ月間で「EOS Kiss Digital X単独で、市場シェアの45%を獲得する」と、大胆な目標を提示。そのための施策として、展開店舗数を2,500から3,000に増やすとした。
ソニー、松下はパ・リーグってか? 今は実力も人気もパ・リーグだって知らないな?
でも、キャノンはコンパクトデジカメでソニーにここまで進出を許した苦い経験があるので、決して甘く見てはいないでしょう。
今のところαは、ハイアマチュアまでがターゲットですが、放送用機器などでプロ用機材とはどんなものか熟知しているソニーですから、長い目で見ればハイエンドでも競合することになりそうです。
家庭用ビデオカメラとは攻守処を代えていますが、新たなSC戦争が勃発したような気がします。