米Boeing、"効率40%"のカベを超えたソーラーセルを開発 (MYCOMジャーナル)
米Boeingは12月6日(米国時間)、傘下のSpectrolabが変換効率40.7%のソーラーセルを開発、米エネルギー省のNational Renewable Energy Laboratory (NREL)に認められたことを明らかにした。
Spectrolabが開発したソーラーセルは、広範囲な光波長の吸収を可能にするマルチジャンクション技術を採用、メタモルフィックな半導体材料を利用しているのが特徴だ。SpectrolabのDavid Lillington社長は「われわれが開発した地上用セルは、宇宙向けのセルと同様の技術をベースとしており、商用化の基準を満たした場合、製造工程への影響を最小限にとどめながら量産が可能になる」とアピールする。
40%を超えると結構インパクトあるだろうね。 もっとも、発電量あたりのコストとか、生産過程の消費エネルギーとか、もちろん30年以上の耐久性とか、他の要素も絡むしね。
色んな方式が開発されているということは、まだまだ飛躍的に発展する可能性があるということです。