引き金を引いたのは

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自動車メーカー残り寿命10年? (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)

政府がここまで厳しい規制を課すのは自動車産業の発展を環境技術に求めているからだ。ブランドイメージの向上、新技術の開発、さらにエネルギー対策と自動車メーカーが持つ課題を解決する突破口を、そこに絞り込んだ。逆に言えば、環境技術を持たない会社は“負け組”でも仕方がないというメッセージとも言える。国内販売で利益を出せずに苦戦する各社は、規制を達成できなければ根本的な事業の見直しさえ迫られる。

今のところトヨタとホンダ以外は、ハイブリッド車やFCVは”アリバイ”程度にしか出していませんが、本気で取り組まないと国内市場から撤退しなくてはならないかもしれませんね。
三菱自みたいに、「やれるのはEVのみ」というところは大変でしょう。 2015年じゃまだ航続距離や充電性能で実用性のあるEVはできないでしょうから

「現行より3割アップ」というのは、純粋なガソリンエンジン車では相当ハードルが高いです。 アイドリングストップはもちろん、直噴化や希薄燃焼、アグレッシブな気筒休止制御など、考えられる限りの技術を投入しなければ達成出来ないでしょう。

将来を見越した環境技術だけではない。実は主力の北米市場を見ると、日産はトヨタ、ホンダに比べて現行車の燃費で大きく劣る。ピックアップトラックなど大型車比率が高いこともあるが、乗用車も含めたガソリンエンジンなど燃費向上技術でも遅れた。販売するクルマの平均燃費でトヨタとホンダが米国1位の座を争うのと対照的で、消費者の燃費意識が一段と高まれば、売れ行きにも大きく影響しかねない。

先日の日産の発表はちょっと唐突な印象があったのですが、新燃費規制への危機感だったのか。 でも、ちょっと総花的だよね。 資金、開発体力があるなら別だけど。 CEO自ら懐疑的だしねー。