炭素繊維はクルマに普及するか

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東レ : 炭素繊維で自動車の軽量化を狙う:NBonline(日経ビジネス オンライン)

炭素繊維は既にプロペラシャフトやリアスポイラーなど、自動車部品の一部に採用されている。しかし、シャシーやボンネットなど車体の根幹をなす部分への採用はこれからの段階だ。「自動車に使われている鋼材のすべてを炭素繊維に置き換えたとしたら、車両重量を2~3割軽量化」(東レ)でき、燃費性能は飛躍的に高まる。東レは、ここに炭素繊維のビジネスチャンスがあると見る。

ムリだと思う。 今のCFRPではね。
まずサイクルタイムが長すぎる。 自動化も不可能ではないけど、プレスやブロー成形でいい鉄やアルミのようにはいかない。 長期間の使用に対する耐候性も未知数なところもあるし、製品のバラツキも大きくなりそう。 F1みたいに一品物で良ければ選別して使えばいいけど、大量生産車だとそれは出来ないからね。
何よりリサイクル性が悪すぎる。 この御時勢に、リサイクルが不可能なクルマを製造販売できるワケがない。 釣竿やラケットとは違うよ。