早くも始まっている食用と燃料での菜種油争奪戦

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読売新聞 - 食用油値上げ?大干ばつで豪州産菜種油、数割輸入減

オーストラリアで続く大干ばつの影響で、2006年の豪州産菜種油の対日輸出量が前年比で2~3割程度減少する見通しであることが6日、分かった。
日本にとって、輸入量の2割近くを依存している豪州産の輸入減は、日本の食用油価格にも影響しそうだ。
 
豪州産の輸出量は国内食用油メーカーなどが推計した。06年産の日本への輸出量は、11月までで前年同期比27・5%減の30万8000トンとなり、12月分を含めても大幅減が避けられない見通しという。
 
菜種油は、原油価格が高止まりしている中、欧州でディーゼル車の燃料としての需要が増えている。豪州産の欧州向け輸出も増えているため、日本国内で食用油の価格上昇圧力が高まっており、業界大手の日清オイリオは、年明けから菜種油を中心とした食用油を約1割値上げした。

夕方のニュースでもやってました。 まあ、今の特売価格の水準が低すぎるといえばそうなのですが。
菜種油の価格が上がれば、休耕田で作付けしようという動きも加速する訳で、悪いことばかりではありませんね。