フジサンケイ ビジネスアイ - 露は外車大国に 3年後、欧州2位の市場 米会計事務所の報告書が予測
歴史的好景気を迎えたロシアで昨年、外国メーカーの自動車の売り上げが、初めて国産メーカーを追い抜き、ロシアは、3年後の2010年までに欧州最大の自動車市場であるドイツに次ぐ巨大外車販売市場に成長する-。米大手会計事務所、プライスウオーターハウスクーパース(PwC)がこのほどまとめた報告書でこんな近未来予測を発表した。
それによると、ロシアでは昨年、前年比20%増に当たる200万台以上の中古車を含む自動車が販売されたが、そのうち約100万台が外国メーカーの新車(輸入、ロシア国内での組み立てを含む)だった。外車の売り上げは、前年比でほぼ倍増した形だ。
露紙モスクワ・タイムズによると、米フォード・モーターは前年比で倍近い約11万6000台を販売。露アフトバズと合弁で現地生産している米ゼネラル・モーターズ(GM)、韓国の現代自動車も10万台の大台を突破した。
エネルギー価格が高騰しているうちは、ロシア経済は好況だろうからね。
でも一筋縄ではいかないのもロシアなんだけど。