江戸時代さながらの風情を残す小さな港町が広島県福山市にある。「歴史的景観は世界遺産級」とも評価される景勝地、鞆(とも)の浦だ。ここで、入り江の一部を埋め立てて橋を架ける県と市の開発計画が大詰めを迎え、景観の保全か住民の利便性向上かで論議が起きている。4月まで福山支局員として何度も足を運んだ私も、どちらを選択すべきか、判断がつきかねている。確かなのは、このまま行政側が計画を強行すると住民の間に埋めがたい溝が残るということだ。もう一度立ち止まって民意を問うことを勧めたい。
お隣の尾道が有名なので目立ちませんが、鞆の浦も立派な観光地なんですね。 GWのツーリングですぐ近くを通りましたが、立ち寄ればよかったな。
伊根の舟屋ともども、いつまでも残して欲しい風景ですね。