アロンソの間違い

アロンソはさらに、自分は２度のチャンピオンとしての扱いは受けておらず、普通の人として扱われていると語っている。
　
今週末の始めにロン・デニスが、チームがハミルトン寄りであるという報道に対してアロンソが反論しなかったことにがっかりしたと語ったが、アロンソはこれに対して次のように反論した。「嘘をつくくらいならだまっているほうがいい。彼はもっといつもそうすべきだったんだ。そうすればチームはもっとうまくいっていたはずだと思う。マクラーレンが今年トラックの内外で巻き込まれた多くのスキャンダルは、彼のやり方によって起こったものなんだよ」

彼にとっては「2年連続チャンピオンの自分と、新人のハミルトンが”対等”に扱われるのはフェアじゃない」ということなんでしょう。　気持ちは分からなくもないけど、マクラーレンとウイリアムズは、基本的にNo.1の権利を与えないって、知らなかったのかな？

もう一つは、アロンソがこれまで「同じマシンを自分以上に速く走らせるチームメイトに慣れていない」ということでしょうね。　確かにルノー時代にフィジケラの方が速かったレースもありましたが、アロンソは「コイツには勝てる」と見切っていたと思います。

ハミルトンはアロンソにとって、「負けるかも」と思わされた初めてのチームメイトなのでしょう。　だから平静ではいられないのです。
ある意味、とても人間味があるドライバーなんだな。　アロンソは。