イーベイ、スカイプバブルに泣く

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イーベイ、スカイプバブルに泣く (BusinessWeek):NBonline(日経ビジネス オンライン)

2005年に米イーベイ(EBAY)がルクセンブルクのスカイプ・テクノロジーズを26億ドルで買収した時、多くの人はこう思った。なぜオンラインオークションの会社が、金食い虫のインターネット電話サービスに深入りするのか──。2年経って、イーベイはその決断が誤りだったことを認めようとしている。
 10月1日、イーベイはスカイプの買収は10億ドルも高い買い物だったことを明らかにするとともに、スカイプの業績が2005年当時に描いていたバラ色の予想とは程遠いことも告白したのである。
 
(中 略)
 
大幅な戦略の見直しをしなければ、当初イーベイが目論んでいたような“カネのなる木”にスカイプが変身できるとは考えられない。スカイプは今のところ黒字ではあるが、四半期の売り上げは1億ドルにも満たない。今のままでは、「目標を達成できるはずがないし、今後も無理だ」と、米調査会社フォレスター・リサーチ(FORR)のアナリスト、ヘンリー・デューイング氏は言う。

スカイプは数ある通話ソフトの一つで、それ以上でもそれ以下でもない。 ましてや”金のなる木”じゃないってことは、有料のWebブラウザやIMソフトがビジネスとして立ち行かなかったことを考えればわかりそうなもんだと思うけどな。