モノまね大国 中国

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モノまね中国自動車産業が脱皮へ躍起 (白水徳彦の「世界自動車事情」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

事実、湖南省のあるメーカーの開発責任者は、コピー車が、本格的にゼロから作り上げたクルマに比べて開発費が3分の1なのだ、と模倣が横行するわけを、最近のインタビューで筆者に語った。
 
また、なぜコピーするのかと聞かれて、どうしてそんなことを聞くのかとうそぶく中国メーカーの関係者も中にはいる。日本の自動車メーカーだって、韓国のメーカーだってそうやって成長してきたではないかと、前出の湖南省の自動車メーカーの幹部は指摘する。
 
「日本は何百年も前に中国から漢字を導入して、その知財権にたいして正当なロイヤリティー(使用料)を支払ったでしょうか」
 
「欧米のメーカーだっておなじです、中国が発明した火薬にその知財権に正当な使用料を払った国はいまだかつてどこにもないのです」
 
ちょっとぐらい中国のメーカーが自動車のデザインを真似たからといって、自分のことを棚にあげてがたがた言うな、ということらしい。

この記事の言いたいことは、別段の3Dクレースケッチやオーバーラップした作業プロセスにあるんですが、それでも中国という国は何事も自分に都合のいいように解釈する国だということがよくわかります。 逆に自分が持つ知的財産権はしっかり主張するのですから。