バッテリー駆動時間を10倍にする技術、米大学が開発 - ITmedia News
クイ氏によると、リチウムイオンバッテリーの電気蓄積量は、バッテリーのアノード(陰極)にどのくらいのリチウムを保持できるかによって決まる。アノードはたいてい炭素でできている。シリコンなら炭素よりも多くの電気を蓄積できるが、充電中に膨張し、電気を使用している間に縮小するために、壊れたり性能が落ちるという欠点があるという。
だが同氏のバッテリーは、ナノテクノロジーを使ってこの問題を回避する。このバッテリーは、リチウムを微細なシリコンナノワイヤに蓄積する。ナノワイヤはリチウム蓄積中は4倍にふくらむが、ほかの形態のシリコンとは違って壊れることはないと同氏は説明している。実験ではステンレススチールの基板にナノワイヤを生成した。
へー。 面白いね。
シリコンナノワイヤ以外でも、リチウムをより多く蓄積できる材料・構造があれば、リチウムイオンバッテリーの駆動時間は延ばせるのかな?
充電時間や内部抵抗、寿命のネガがなければ、電気自動車へのブレークスルーになるのかも。