GoogleのAndroid

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アンドロイドを創る理由(グーグルの野望、その2):テクノロジーのもたらすもの - CNET Japan

このことは、音声をテキストに変換するプログラムとテキストを読み上げるヴァーチャル・ヴォイス・プログラムがアンドロイド上で稼働すれば、テキスト・データーで情報交換ができることを意味します。つまり本来は音声を伝える機械であったはずの電話機という機械が、テキスト・データーを交換しながら自ら喋る機械に進化するわけです。
 
何のために?
 
答えは明白です。そう遠くない未来にグーグルが開始する音声情報サーヴィスのためにです。グーグルがいかに膨大な数のサーヴァーを所有していようと、未来に予想される膨大なアクセス数を考慮すれば、音声データーをサーヴァー上で処理するのは多大なリソースを消費することを意味します。ですからグーグルとしては彼らの構築する人工知能へアンドロイドを介してテキスト・データーで情報交換して貰いたいわけです。

NTT DoCoMoのKAT-TUNが出ているCMで、未来の携帯が自動翻訳機になっていますが、あれをやるには音声情報をテキストデータに変換する必要があるもんね。 で、どうせテキストにしちゃうんだったら、そのまま通信すればサーバー上でいろいろ処理できると。

でもその場合、「通信の秘密」は守られるのかな? Googleのサーバー上に会話のログがそのまま蓄積されていったりして... 盗聴なんかよりよっぽど恐ろしい気がするけど。