日本車海外生産、2011年にもBRICsが北米を逆転

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NIKKEI NET(日経ネット):日本車海外生産、BRICsが北米を逆転・2011年にも年500万台に

日本の自動車メーカーによるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)での生産台数が2011年にも年500万台を超え、北米生産を逆転する見通しとなった。トヨタ自動車が700億―800億円を投じてブラジルに第二工場を建設、日産自動車はインドで年30万―40万台の生産を計画するなど新工場の稼働が相次ぐ。各社は増産と並行して部品調達や開発機能の移管を加速。BRICsはコスト競争力の高さを生かした世界市場向け輸出拠点の役割も担い、北米生産との差はさらに広がりそうだ。
 
各社の計画を集計するとBRICs4カ国での生産台数は10年代初めで540万台と、06年(200万台)の3倍近くに増える。06年に400万台だった北米生産は伸びが鈍化し、480万台前後にとどまる。

北米市場自体が今後しばらくは縮んでいくでしょうから、トヨタやホンダが現在計画中の工場で打ち止めでしょうね。